OVERVIEW [KBP-4X4W-01A]
◆What's This◆
4×4のキーパッドです。
すべてのキーにダイオードが実装されており、複数キーの同時押下にも安全に対応します。
組み込み機器開発時のデータ入力キーとして使用できます。
組み込むケースの構造に合わせられるよう、コネクタはハンダ付けされていません。表面、裏面、どちらにもハンダ付け可能です。
8ピンのXHコネクタサイド型(S8B-XH-A)が付属します。
◆Circuit◆
◆How to Use?◆
KBP-4X4W-01Aは、マイコンなどのI/Oポートに接続して使用します。
マトリックススキャンを用いて、8ピンで16個のキーの状態を取得します。
回路図中の①〜④を、マイコンの入力ポートに接続します。⑤〜⑧を出力ポートに接続します。
4本の入力ポートはプルアップしておく必要があります。マイコンのI/Oポートに内蔵のプルアップ機能がある場合はそれを利用できます。
キー押下情報の取得は、1列ずつ行います。4列を順に高速でスキャンすることにより、16個のキーの状態を取得します。
スキャンしたい列の出力ポートをLowレベルにし、その他の列の出力ポートをHighレベルにします。
例えば、⑧をLowレベルにし、⑦〜⑤をHighレベルにします。このとき、SW1がONになっていれば、入力ポートの①はLowになります。SW1がOFFららば①はHighです。
SW3がON時は、③がLowになります。
同様に⑦をLowにして、その他をHighにすれば、SW5〜SW8の状態が取得できます。
複数のスイッチが同時にONになっても正しく状態が取得できます。
例えば、SW5と、SW10、SW11の3つのキーがONになっていたとします。
⑦の列をスキャンしているとき、①がLowになります。⑥の列をスキャンしているとき、②と③がLowになり、それぞれのキーの押下情報が取得できます。
SPECIFICATION [KBP-4X4W-01A]
◆キースイッチ◆
キースイッチには、タクトスイッチを使用しています。キートップはクリアカバーがあり、簡単に外して文字シートを入れることができます。
◆絶対定格◆
最大電圧 12V
最大電流 50mA
◆メカニカル性能◆
動作寿命 1,000,000回
ストローク 0.3mm
作動力 130g
◆サイズ◆
◆RoHS準拠◆